アストラゼネカは10日、7月1日付で日本法人社長が交代すると発表した。
現社長のステファン・ヴォックスストラム氏は、ヨーロッパ・カナダ地域を統括するシニアバイスプレジデントに異動する。後任は今月中に発表する予定。
交代理由を同社は「定期的な人事異動」と説明している。現社長の就任は2018年1月で外資系社長では比較的長い4年務めた。
この間、重点領域である▽オンコロジー▽循環器・腎・代謝/消化器▽呼吸器・免疫分野――に複数の新薬上市や適応追加を実施し、21年の国内製薬企業売上高ランキングで初のトップ3にランクインした(IQVIA調べ販促会社レベル)。新規ソリューション創出を支援するヘルスケアエコシステムの構築にも注力した。