国立循環器病研究センター(国循)の猪原匡史 副院長・脳神経内科部長らの研究チームおよび島津製作所はこのほど、日本人を含めた東アジア人特有の遺伝子バリアント(DNAの塩基配列に生じる違い)であるRNF213 p.R4810Kバリアントの保有者は、脳梗塞再発リスクが高くなることを報告した。
また、今回の共同研究を通じ、同バリアントを血液1µLから直接検出できるリアルタイムPCR法の技術を確立していおり、グループ会社である島津テクノリサーチは、国循との共同研究に参加する医療機関向けに、血液検体中の同バリアントの有無を検出する受託分析サービスの提供を2021年9月から開始している。
同バリアントは、RNF213遺伝子の変異により蛋白質の4810番目のアルギニンがリジンに置換されるバリアントで、日本人の2~3%が有している。
なお研究成果は、4月25日に国際的な医学誌Lancetの姉妹誌であるLancet Regional Health – Western Pacific(オンライン版)で発表されている。
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