
全身用X線CT診断装置「Aquilion Rise」
キヤノンは17日、日刊工業新聞社が主催する「第56回 機械工業デザイン賞 IDEA」で、同社の商業印刷向けインクジェットデジタルプレス「varioPRINT iX1700」が最優秀賞となる「経済産業大臣賞」を、全身用X線CT診断装置「Aquilion Rise」が「日本デザイン振興会賞」を受賞したと発表した。同社グループが最優秀賞を受賞するのは2年連続3回目となる。
日本デザイン振興会賞を受賞した「Aquilion Rise」は、慶應義塾大学との産学連携による共同開発で誕生した、臥位・立位・座位のマルチポジションでの検査が可能な全身用X線CT診断装置。架台(ガントリ)を片側からのみ支える構造により、患者や医療従事者の動線に配慮し、立位・座位撮影時において広い作業空間を確保している。これにより、入退室を円滑に行うことができ、検査の効率化を図ることができる。
また、曲面を基調としたやさしいフォルムで小型化を追求し、装置の圧迫感を低減すると共に、検査室の開放感と視認性を高めている。さらに、ボア開放部にある照明により開口内を明るく照らすことで、患者の不安や緊張の緩和に配慮している。
経産大臣賞を受賞した「varioPRINT iX1700」は、A4サイズで毎分170枚、B3サイズで毎分73枚の高速印刷が可能な商業印刷向けインクジェットデジタルプレス。インク循環機構搭載の高精細プリントヘッドと高濃度ラテックスインクの採用により、高い稼働率を達成しながら、オフセット印刷に迫る印刷品位を提供することができる。
両製品は、ともに国際的に権威ある「iFデザインアワード」(ドイツ)を受賞するなど、デザイン面で高い評価を得ている。同社グループが「機械工業デザイン賞 IDEA」で入賞するのは、今回で19回目となり、最優秀賞の受賞は2年連続3回目となる。
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