大正製薬は、JR新宿駅改札内でOTC販売機の実証を開始した。同実証は大正製薬が「新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)」に基づいて申請し、JR東日本クロスステーションとブイシンクの協力のもと、同駅構内にあるドラッグストア「EkiRESQ」新宿南口店周辺にブイシンクが開発した販売機を設置し、8月末日まで一般用医薬品を販売する。
薬剤師が遠隔で販売許可
今回行われる「駅改札内におけるOTC販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」に関する新技術等実証計画は、2021年4月23日に主務大臣である厚生労働大臣および経済産業大臣から認定を取得。
新技術等実証制度において、一般用医薬品の販売に関する実証計画で主務大臣から認定を取得するのは今回が初となる。同駅改札内にあり、JR東日本クロスステーションが運営するEkiRESQがOTC販売機を運営することで、今回の実証が実現した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。