後発品の薬価収載が17日に行われ、製薬各社から製品新発売が発表された。この中にはオーソラズド・ジェネリック(AG)や1社のみの上市もある。
AGでは、第一三共エスファが高尿酸血症・痛風治療薬「フェブリク錠」(帝人ファーマ)のAG「フェブキソスタット錠10mg、同錠20mg、同錠40mg『DESP』」を発売。
先発品を製造販売する帝人ファーマから供給を受けて販売する。PTPシートは先発品を踏襲したデザインにした。薬価は1錠、10mg7.60円、20mg13.90円、40mg25.50円。
大塚製薬工場は「サムスカOD錠」(大塚製薬)のAG「トルバプタンOD錠7.5mg『オーツカ』」を発売。効能・効果は「ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な肝硬変における体液貯留」。薬価は1錠491.60円。
武田テバファーマは、高脂血症治療薬「ロトリガ粒状カプセル」(武田薬品)のAG「オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2g『武田テバ』」を新発売。薬価は1錠98.20円。9月13日には、入眠改善薬「ロゼレム錠」(武田薬品)のAG「ラメルテオン錠8mg『武田テバ』」を新発売すると発表した。薬価は1錠27.90円。
あすか製薬は17日、月経困難症治療薬「ドロエチ配合錠『あすか』」(一般名:ドロスピレノン・エチニルエストラジオール)を新発売した。AGではなく、「ヤーズ配合錠」(バイエル薬品)の後発品で、現在あすかの単独上市。薬価は1シート2882.30円。