日本製薬工業協会は20日、スイスのジュネーブで17日に行われた第12回世界貿易機関(WTO)閣僚会議で、新型コロナウイルスワクチンに関する知的財産保護義務免除(TRIPSウェーバー)が合意されたことに「大きな失望」を表明した。
製薬協など日米欧の製薬団体などは、事前に知的財産権がより安全かつ迅速に新しい医療技術を提供したと共同声明を出していたが、今回の合意に対しては「知的財産権がパンデミック対策の障壁となっているとの誤ったメッセージを世界中の人々に送るもの」と指摘。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。