東京都薬剤師会の永田泰造会長は8日の定例会見で文部科学省が薬学部新設や定員増抑制などを制度化する方針について言及。「定員削減の議論をする前に、6年制が導入された時に大学開設に抑制をかけることをしなかったのか。そもそもの原因はそこにあるのではないか」と批判した。一方で、大学に対して「大学が努力しないことには淘汰されてしまう。教える側が変わらないと、次の10年にまた同じことが起きてくる」と教育の変革を求めた。
永田氏は、「薬剤師の人数が増えると、淘汰をされる可能性は否定できない。高い学費を払って薬剤師の業務に就けないとすると、大学のアドミッションポリシーがどうなっているのかを考えざるを得ない」と述べた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。