
厚生労働省の「薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会」が13日に開かれ、薬剤師偏在に関する厚生労働省の調査結果を踏まえ、構成員からは行政に対し、地域の病院薬剤師不足を解消する対応策を求める意見が相次いだ。病院と薬局との給与水準格差が偏在原因として指摘される中、業種別の給与調査実施などを要望する意見のほか、地元にUターン就職する人や人材不足の病院に就く人の奨学金を負担すべきなどの声も上がった。
厚労省はこの日の検討会で、都道府県、都道府県薬剤師会、病院薬剤師会などを対象に薬剤師の地域偏在の状況や課題などを調査した2021年度予算事業「薬剤師確保のための調査・検討事業」の結果を公表した。
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