グラクソ・スミスクラインのポール・リレット社長は27日、都内の本社で行った事業説明会で、帯状疱疹予防ワクチン「シングリックス」、COPD・気管支喘息治療薬「テリルジー」、今後上市予定の抗癌剤、ワクチンなど重点領域の新製品、主力品の伸長で「2026年までに年平均成長率5%を目指す」と表明した。グローバル本社に対するコミットメントだとし、世界第2位の規模を持つ日本市場に貢献するためには「このペースでの成長維持が大事」と述べた。事業のデジタル化も推進し、営業領域では日本が先駆けて導入したAIによる個々の医療従事者に合ったオムニチャネル型活動を進める。
リレット氏は、感染症、HIV、オンコロジー、免疫・呼吸器の4領域で研究開発を進め、アンメットメディカルニーズに応えていくと表明した。呼吸器領域の喘息・COPD吸入薬市場のシェアは、現在51%を占めるに至っている。
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