回復期病床における入退院時の病院と薬局間の情報提供は不十分であることが、日本病院薬剤師会学術小委員会の調査で明らかになった。アンケート調査を実施したところ、病院薬剤師と薬局薬剤師の約半数が「情報連携がない」と回答。薬局薬剤師の約8割が退院前カンファレンスに呼ばれたことがないと答えるなど、連携推進に向けて課題が浮き彫りになった。
地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟など回復期の病床には、急性期医療と在宅医療をつなぐ役割がある。入退院時の円滑な移行に情報連携は欠かせない。
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