
小林製薬は、ウェブ上で新製品発表会を開き、今秋に発売予定の10品目を紹介した。医療用医薬品成分のイトプリド塩酸塩を日本で初めて配合したスイッチOTCの胃腸薬「イラクナ」(要指導医薬品)など医薬品4品目のほか、オーラルケアや芳香・消臭剤など6品目を発売する予定。これら10品目を合わせて発売初年度の売上高21億円を見込んでいる。
注力製品の一つとして位置づけるのがイラクナだ。9月28日に全国の薬局、ドラッグストアなどで発売する。同品は1日3回、1回1錠の服用で、胃の動きを活発にして胃もたれや胸やけを緩和する。医療用消化管運動促進薬の成分「イトプリド塩酸塩」をスイッチOTCに転用した。希望小売価格(税別)は10錠入り1000円。
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