◆中堅ドラッグストアの集まる団体の会見で「調剤併設から数年後には、来店客全体の5%に当たる人の処方箋を獲得できるようになる」と聞いた。利便性を強みに面分業を進める方針という
◆上場ドラッグストアには調剤併設率70~80%以上の企業もあるが、その団体に所属する企業にはまだ10%以下の企業も多く、「高齢化の進展、需要を見ながら出店していきたい」と語っていた
◆ある企業の2025年までの中期経営計画を見ても、対人業務、DX、人材確保など業界で指摘される課題や論点を網羅的に押さえ、死角なしと感じた。調剤売上については年10~15%増を見込んでいるようだ。他の企業を見ても同様で、中長期的には売上の半分を占めるまでに調剤事業を成長させる計画の企業もある。計画通りに進めば、患者はドラッグストアに流れ続けることになる
◆英国などでは寡占化が進み、大手十数社で調剤市場のシェアの半分以上を握ると聞いた。日本でも、そんな未来が現実になるのはそう遠くない時期なのだろうか。
拡大続くドラッグストア調剤
2022年08月31日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿