第一三共は8月30日、クローバル展開を図る経口抗癌剤「ヴァンフリタ錠」(一般名:キザルチニブ塩酸塩錠)の効能・効果にFLT3-ITD変異を持つ急性骨髄性白血病(AML)の1次治療を追加する承認申請を日本で行ったと発表した。希少疾病用医薬品に指定されており、迅速に審査される。
同適応については、8月23日に欧州で承認申請しており、日本の申請はこれに続くもの。同剤は、日本では「再発または難治性のFLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病」の適応で、2019年6月に承認を取得。同年10月から販売されている。
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