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【厚労省】抗うつ薬などに発癌性物質‐ニトロソアミン検出を公表

2022年09月07日 (水)

 厚生労働省は1日付の事務連絡で、抗うつ剤のアモキサピン製剤、糖尿病治療剤のシタグリプチンリン酸塩水和物製剤から発癌可能性がある物質のニトロソアミンが検出されたことを公表した。いずれも原因は調査中としつつ、患者の自己判断で使用中止しないこと、他の治療選択肢を医師や薬剤師が患者に説明することなどを求めた。

 ニトロソアミン類は長期間継続して摂取すると癌発症のリスクが増加する恐れがあるため、厚労省は昨年10月、各製造販売業者にニトロソアミンの含有可能性がある全医薬品を調査するよう指示していた。


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