インテージへルスケアは、2022年7月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、7月度の販売金額は990億円で、OTC医薬品市場は前年同月比108.3%となった。過去5年の同月の平均を100とした場合の指数は104.7で、過去5年間で最も高かった。新型コロナウイルス感染症の第7波感染拡大に伴い、かぜ関連薬効や検査薬の貢献が大きかった。
7月度に好調だった薬効は、総合感冒薬(販売金額53.4億円、前年同月比131.8%)、検査薬(16.9億円、362.8%)、口腔用薬(16.5億円、178.4%)、鎮咳去痰剤(24.3億円、140.5%)、ミニドリンク剤(66.6億円、109.5%)などとなった。
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