長期収載品の撤退に伴い、先発品が蓄積してきた医薬品情報をどのように継承していくか――。11日に都内で開かれた日本医薬品情報学会学術大会では、長期収載品撤退後の情報提供のあり方をめぐり議論した。複数の演者からは、長期収載品と後発品のインタビューフォーム(IF)に情報量や内容の差異があることを踏まえ、「医薬品医療機器総合機構(PMDA)などで販売終了後も情報公開を継続する仕組みが必要」との提言が相次いだ。
2026年度薬価制度改革では、先発品メーカーが長期収載品から撤退し、後発品メーカーへ市場を引き継ぐG1ルールを見直した。後発品収載後5年が経過した長期収載品をG1ルールの対象とし、先発品の市場撤退が進む見通しとなっている。これに伴い、PMDAに公開している先発品の製品情報が削除され、医療関係者がアクセスできなくなる懸念が指摘されている。
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