帝國製薬グループのテイコクファルマケアは、今月からヘパリン類似物質を0.3%配合した乾燥肌の治療薬「ビーソフテン泡スプレー」(第2類医薬品)を新発売した。
ビーソフテンは、昨年10月からクリーム、スプレー、ローションの剤型でシリーズ展開しており、今回、泡スプレーの追加でラインアップを拡充する。
ビーソフテンに配合されているヘパリン類似物質は、皮膚に浸透し末梢血管に作用することで血流を改善し、高い水分保持力で保湿性に優れ、抗炎症作用が荒れた皮膚症状に効果がある。血行促進、保湿、抗炎症作用の三つの働きで、肌本来の潤いへ導く。
同スプレーは、柔らかい泡状のよく伸びるしっとりとした使用感で、ローション剤やスプレー剤のような液だれもしにくい。無香料・無着色、低刺激性、ステロイドフリーで、赤ちゃんや敏感肌の人にも優しい処方となっている。また、手荒れや乾燥で堅くなった肘やかかと、洗顔や入浴後のケアにも活用できる。
ビーソフテンを塗るタイミングは、皮膚が柔らかく水分を多く含む状態になっている入浴後10分以内を推奨している。
希望小売価格(税込み)は、泡スプレー100g入りが2750円。クリーム、スプレー共に100g入りが2200円。αローション50g入りが1100円。