武田薬品や川崎重工業など6社は今冬にも、東京の西新宿エリアでロボットによる医療関係物資やフードデリバリーの自動配送・回収サービスの実証試験を行う。武田は、物資の配送・回収に関する事例の提供、病院、薬局との連携など、これまでのノウハウを生かし支援する。診療、服薬指導のオンライン化、電子処方箋の導入を前に、医療施設と患者宅をつなぐラストワンマイル物流、患者を中心にした医療提供の実現の一助となる試みと言えそうだ。
東京都の「西新宿の課題解決に資する5G等先端技術サービスの都市実装に向けたプロジェクト」の一環として行われる。武田、川崎重工、ティアフォー、KDDI、損害保険ジャパン、menuの6社は、提案が採択されたと発表した。
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