ニプロは16日、事業部別の中間決算説明会をウェブ上で開き、大幅に通期予想を下方修正した医薬品受託製造事業の営業利益の内訳について、ニプロ医薬事業部と子会社ニプロファーマの営業利益の合計値が期初予想から80億円減となり、12億円の営業赤字に転落する見込みを明らかにした。コロナウイルス関連医薬品の需要、後発品不足などを踏まえて生産数量を試算していたが、想定ほどニーズがなかったことが大きな要因としている。
医薬品受託製造事業の通期売上高は前年度比2.5%増の763億円となる見込み。ニプロ医薬事業部と子会社ニプロファーマの事業による売上高が574億円と大部分を占めている。
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