「インド薬業事情」連載は全21回にて終了いたします。インドの薬業界に関する情報提供を通じ、少しでも業界の発展に少しでも貢献できたのならば望外の喜びです。 ご愛読ありがとうございました。 株式会
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インド製薬会社がGE薬やAPIに関し、国際的な事業展開をしているが、その背景に高い収益性がある。以下、その概要を示す。 2006年度2005年度売 上税前利益利益率売 上税前利益Cipra35,7208,
インドの医薬品の品質について、一言で品質が良いとか悪いとか断定してしまうのは的を射ていない。同じインドのメーカーの製品でも、それがどの市場向けに製造されているかが重要な要因となるからである。インド国内の規格は欧米や
インドは、世界有数の原薬(「API」)の製造、供給拠点であることは広く知られており、世界のAPIの約40%はインドが引き受けている。最近の特徴としては、ジェネリック品メーカーだけでなく、新薬メーカー、特に巨大製薬企
前々回の稿においてCROの「臨床試験支援サービス」について述べたが、本稿では探索研究(Discovery Research)を含めた「研究支援サービス」の分野について述べたい。 特に日本企業の目から見たイン
全世界での医薬品の受託製造の市場規模は約170憶ドル(1兆9,550億円)とみられており、2010年には350億ドルになると予測されている(Indian Business Journal, June 14, 200
"関連検索: ファイザー 人員削減 新体制 MR岩崎社長 ファイザーの岩崎博充社長は21日都内で記者会見し、人員削減後の新体制を発表した。営業体制は、日本で最大規模だったMR体制を2900人から2400人に縮小。営業所と
臨床試験を行うに当たって、患者の人口、多岐に亘る人種の構成等からインドをその中心的存在として捉える人は多い。単に低コストで行えるからというだけでなく、インドの医療技術の高さは昨今定評となっており、また欧米でICH‐
インドの製薬会社の海外展開は、1970年代にAPI・製剤の輸出から始まり、2000年以降、急激に進展した。2000年の輸出額、約10億ドルが2005年には23億4800万ドルにまで伸長した。当初はロシア、CIS諸国
"関連検索: 特許 訴訟 大洋薬品工業 アステラス製薬 抗生物質 知的財産 アステラス製薬が販売している抗生物質「セフゾン」の結晶形に関する特許が、大洋薬品工業が発売した同剤の後発品によって侵害されたとして、アステラスが
前稿までにインドの製薬企業を取り巻く医療・法規制・市場等について紹介させていただいた。ここからはその様なインド企業と海外の、特に日本を含む先進諸国との関係や可能性について触れていきたい。その最初のステップとして、本
インドの医薬品市場の概要と特性は前稿で既に述べたので、本稿ではこの市場を牽引している主要企業の売上げ動向を中心に述べたい。 2007年5月における移動12ヶ月の売上げ高を基準に、2006年、2005年、20
"戸田氏 ED(勃起不全)治療薬をはじめ正規品と見分けが難しいニセ薬が世界的な問題になっている中、原薬のニセモノも出回っている。最近報道された有害物質が混入したかぜ薬で大量の死者が出たケースも問題の一つだ。しかし、どの程
インドの医薬品市場の巨大さやその成長性等に関しては、既に多くの情報が提供されている。従って、本稿では、それらについての説明は最低限に止め、特にインドの医薬品市場の特性を中心に述べることにしたい。 市場規模
" 過去の知的財産に関連した判例が検索できる「知的財産判例データベース」が公開された。公開したのは千葉市に本社のあるパテントビューロ。裁判所が提供している知的財産に関わる判例データを収録し、データベース化することによって
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