◆まだ底冷えのする日もあるが、桜前線も順調に北上し、のどかな春らしい日が続いている。春といえば別れと出会いの季節。卒業式に入学式、あるいは人事異動などは、年度替わりのこの時期に集中する
◆薬学教育で言うならば、今までの4年制教育に別れを告げ、6年制という新しい仕組みに出会ったというところだろうか。関係者にとって長年の悲願でもあった6年制が、いよいよ今月からスタートを切った
◆3月末に仙台市で開催された日本薬学会第126年会でも、6年制をめぐってシンポジウムが企画されたり、数多くの一般演題発表が行われた。6年制が間近に迫っていることを、否が応にも感じさせられた学会だった。そして年会が閉幕したら、もう4月、既に6年制は始まっている
◆修業年限の延長は、薬学教育にとって大きなターニングポイント。4年制への別れと6年制との出会い、全ての関係者がその転換点に関与できたことを誇りに思い、6年制を成功に導いてほしいと思う。
「6年制」いよいよスタート
2006年04月05日 (水)
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