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少年犯罪の凶悪化

2006年10月23日 (月)

◆近年、少年犯罪の凶悪化が大きな社会問題になっている。神戸児童連続殺傷事件、京都小学生校庭殺人事件、大分県一家6人殺傷事件、愛知県豊川市の高校生による主婦刺殺事件など、数え挙げれば切りがない
◆若者が“切れる”原因として、幼少時代に受けた虐待や食べ物のほか、携帯電話、テレビゲームなどの普及を指摘する声も少なくない。これら機器類の繁用が、心の弱さを生み、凶悪事件につながっているとの見方だ
◆コミュニケーション能力は、人と人が直に触れ合うことで形成される。たとえ口論になったとしても、改めて話し合いを持つことで、互いに理解が得られる場合も多い。ところがメールによるやり取りは、自分に都合が悪ければやめられるため、子供の心の成長を妨げるという
◆テレビゲームも人との接触を妨げる要因になっている。テレビゲームに熱中する子供は、親からやめるように注意されることを極端に嫌う。楽しむことで脳内に分泌されるエンドルフィンが、依存性を形成しているためらしい。子供がこれらの機器にいそしむ時間を、家庭でうまく調整することが必要だ。



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