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チーム医療

2006年10月25日 (水)

◆それぞれの医療職種が専門性を生かして、患者のケアに当たるチーム医療。日本医療機能評価機構の認定基準に、チーム医療の有無を重視する視点が加わった関係もあり、チーム医療への参加意識は高い。うっかり「チーム医療には参画していません」などと言ってしまえば、失格の烙印を押されかねない状況だ
◆「どうすればチーム医療に参画できるのか」をテーマとしたフォーラムに出席したときのこと。救命救急センターに勤務している臨床検査技師から、チームという形にこだわらない医療のあり方が紹介された
◆それぞれの医療スタッフが、目の前の患者を救いたいという共通した目標を持っていれば、連携の取れた医療は可能との考え方だ。その医療施設には、救命救急チームも存在しないという
◆ただ、チーム医療は、各医療職種の連携を密にした医療を行うためのシステムに過ぎないとの見方もある。これだけチーム医療が叫ばれると、今までの医療がいかに縦割りで行われてきたかを、逆に宣伝しているようにも思える。



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