◆2007年3月期決算発表の時期を迎え、これから医薬品関連企業の決算報告も一気に出てくる。各社の業績内容は、決算発表まで待たなければならないが、崖の淵にいて退路もない企業と別にすれば、一期・半期(上場では四半期)ごとの業績アップダウンで悲喜するところもなかろう
◆経営は、成長や利潤追求といったもの以前に、企業存続という究極の目的を遂行するために行われている。企業という表面だけでなく、その核となる社員と家族の生活を支えており、だからこそ、全社一丸となって日々努力を重ねているのである
◆最近では、通常の業務活動以外に遵法(コンプライアンス)精神も重視されている。業績を上げようとするばかりに思考が狭まって、法令や倫理に反する行為をとってしまい、企業自体の存立さえ危うくしてしまう結果を招く事例が散見しているからである
◆特に、日本人が敏感である医薬品・食品関係での不祥事は、企業の消滅さえあり得る。行政や消費者による監視の目も必要だが、何よりも企業の意識改革が重要だ。社会的責任を果たすという使命感を、1秒たりとも忘れてはならない。
企業経営とは
2007年04月18日 (水)
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