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【アステラス製薬】新規領域に“攻め”‐米ベンチャーを買収、眼科の再生医療に参入

2015年11月17日 (火)

畑中社長

畑中社長

 アステラス製薬は、米バイオベンチャー「オカタ・セラピューティクス」を総額3億7900万ドル(約465億円)で買収すると発表した。今月25日までに公開買い付けを開始し、年内には手続きを完了する予定。オカタは眼科領域の再生医療分野で基盤技術を持ち、アステラスは今回の買収で、眼科領域のプレゼンスを強化し、細胞医療での事業基盤を獲得する。再生医療分野では、これまで外部提携を活発に行ってきたが、買収に乗り出すのは初めて。オカタの治療用細胞創製力とアステラスの研究開発基盤を融合し、細胞医療の早期実用化を目指す。

 オカタは、米国マサチューセッツを本拠に1994年に設立、従業員は39人、昨年米ナスダックにも上場を果たしている。眼科領域の細胞医療に焦点を当てた研究開発を行い、他家の多能性幹細胞から目的細胞を分化・誘導する基盤技術や、細胞医療の臨床開発を強みとしている。特にヒト胚性幹細胞(ES細胞)から網膜色素上皮(RPE)細胞に分化させ、RPE細胞を網膜下に注入移植する治療法で最先端を走る。


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