◆10日に開かれた第3回医薬品の販売制度に関する検討会で提出された資料に、コンビニエンスストア全店舗のうちOTC医薬品販売を行っている店舗数が424店舗(2月末時点)と全体の0.7%であることが示されていた
◆2008年春、大手コンビニが店舗でOTC薬販売を開始することを発表し、3年で300店まで拡大する計画を打ち出していた。それから15年が経過した現在も、コンビニ業界全体で取り扱い店舗が1%未満とは、意外に進んでいないと感じた
◆現行制度上、OTC薬を販売する店舗で薬剤師や登録販売者の確保が求められている。検討会では、そのことがコンビニ業界でOTC薬の取り扱いが進まない理由とし、デジタル技術を活用して店頭に資格者が不在でも可能な遠隔販売について提案が行われた
◆コンビニでデジタル活用による医薬品購入という利便性へのニーズは、果たして現行の医薬品販売制度で行われている規制を上回るだけのコンセンサスが得られるのだろうか。議論の動向を注視したい。
一般薬遠隔販売の動向に注目
2023年04月17日 (月)
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