武蔵野大学薬学部は、九州電力グループの電気通信サービス事業者「QTnet」との連携によりバーチャルリアリティ(VR)技術を活用した調剤技術支援ソフトを開発し、調剤実習やOSCE前の復習などに取り入れている。調剤工程のうち、学生が苦手意識を持つ工程を可視化する学習管理機能を搭載し、学生と指導教員が調剤手技の習熟度を確認できるようにした。VRゴーグルを貸与することで、教員や場所、器具などの制約を受けることなく自主的に学べる環境も整備している。
札幌市で行われた日本薬学会年会で同大の高尾良洋氏が発表し、大学実習での調剤技術の習得に向けたVR活用事例を示した。
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