
染川氏
薬学生は視野を広げて自身のキャリアをしっかり考えてほしい――。そんな思いから、京都薬科大学薬品分析学分野の武上茂彦教授は5月22日、研究室のイベントの一環として外部講師を招き、学内で薬学生向けの講演会を開いた。発達障害の未就学児や保護者の支援に取り組む「NPO法人発達はじめの一歩」理事長で薬剤師の染川武之氏が壇上に立ち、武田薬品のMRなどを経て40代後半で起業した経緯を説明。「学生のうちに起業しても良い。失敗しても学びはある」とエールを送った。
染川氏は、1996年に京都薬大卒業後、武田薬品にMRとして入社。医療政策・アクセス統括部を経て、2020年に精神・小児精神科領域北東北エリアチーフに就いた。
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