
臨床統計開発論の約半分の講義を担当する村木教授(中央)、地嵜悠吾助教(左)、豕瀬諒助教(右)
京都薬科大学は、京都女子大学と連携してデータサイエンスと薬学を掛け合わせた教育や研究に取り組んでいる。その一環として、15日から京都女子大教員の協力を得て、3年次後期の学生を対象に「臨床統計開発論」の講義が始まった。同領域の教育は、来年度の1年生から適用される薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂で重視されており、それを先取りした。学生に将来、様々な医療データの電子的な蓄積や共有が進む社会で働くイメージを持ってもらいたい考えだ。
同日実施した第1回目の講義で、京都薬大の村木優一教授は、「社会のあらゆることが電子化、情報化され、大きなデータとして構築されている。それを生かして新たな価値を見出し、社会に還元するのがデータサイエンス」と説明。
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