第一三共は、二つの抗癌剤に追加する適応の承認が日米欧で揃う見通しとなった。
一つは、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」(トラスツズマブデルクステカン遺伝子組み換え)。欧州医薬品庁の医薬品委員会(CHMP)が、HER2(ERBB2)遺伝子変異を有する非小細胞肺癌二次治療を対象として承認を推奨する肯定的見解を示したと、19日に発表した。1月に欧州で承認申請が受理されていた。米国では昨年8月、日本では今年8月に同適応の承認を取得していた。
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