厚生労働省は5日、2024年度診療報酬改定に向けた23年度の入院・外来医療等における実態調査の速報結果を、中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織の分科会で公表した。22年度改定で新設された「術後疼痛管理チーム加算」に必要な届出を行っていた施設は12%にとどまり、所定の研修を修了した専任薬剤師の確保が難しいために届出ができていない施設が多い現状が明らかになった。
22年度診療報酬改定で新設された「術後疼痛管理チーム加算」は、急性期病院で麻酔科医を中心としたチームで全身麻酔後の患者に質の高い術後疼痛管理を行った場合、1日100点を算定できる。
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