今年は、薬業界では時代の節目を感じさせる大きな動きが相次いだ1年となった。沢井製薬の不正が医薬品の供給不安に苦しむ業界を揺るがした一方、薬価制度改革では久しぶりにイノベーションを重視した施策が盛り込まれた。後発品との価格差のうち4分の1を患者に求める長期収載品の選定療養導入も決まった。また、国産コロナワクチンが承認され、アカデミアでは薬系学会連合の発足もあった。10大ニュースでは収まりきらない重要なトピックを取り上げ、今年を振り返った。
- 長期収載品の選定療養決まる
- 2024年度薬価改革、新薬に手厚く
- 沢井製薬不正で業界激震
- 国産コロナワクチンが承認
- AMR薬に初のプル型報奨
- 日本薬系学会連合が発足
- 武庫川女子大学薬学部が定員半減
- 経口中絶薬が日本初承認
- 迫る物流の「2024年問題」
- MR総数が5万人割れ
- 日医工から創業家退く
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