福岡県は1日から、患者へのポリファーマシー啓発事業として「おくすり見える化シート」の検証事業を開始した。同シートは福岡県薬剤師会への委託事業として、昨年度に患者の服薬情報について、薬効ごとに何種類あるかを可視化する患者説明用資材として作成。薬局店頭での服薬指導時に活用することで、患者の減薬への行動変容につながっており、今年度は昨年度より長い4カ月間にわたって実施する。
同事業の対象は県内4地域から各20薬局、計80薬局を対象に、各薬局10人の計800人程度の患者を追跡する。効果をより確認しやすいよう対象群(おくすり見える化シートを使用しない群)も加えて効果を検証する。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。