
左から矢部薬局長、内田さん、境澤薬剤科長
聖隷浜松病院薬剤部は、9月から静岡県西部にある市立御前崎総合病院への薬剤師派遣を開始した。薬剤師数がパートを含め6人まで減少し、半数が新人と厳しい業務環境にある市立御前崎総合病院に対し、薬剤師が充足するまで3カ月交替で6~7年目の中堅薬剤師を派遣する。これにより、病棟薬剤業務実施加算や薬学生の実務実習受け入れの再開を支援し、薬剤業務向上加算の算定を目指す。長期的には専門・認定薬剤師の研修施設である聖隷浜松病院での研修も行えるようにし、キャリアアップできる環境も整備したい考え。
市立御前崎総合病院は、静岡県の中東遠医療圏に位置するケアミックス型病院。急性期から回復期リハビリテーション、療養病棟まで擁するほか、老人保健施設も隣接しており、地域住民の医療から看取りまで幅広い役割を果たしている。
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