徳島県は27日、承認事項と異なる不正製造、製造・品質の管理体制の不備などが確認されたとして、長生堂製薬に対し、医薬品医療機器等法に基づき抗菌薬専門の川内工場(徳島県)に対する28日から4月28日までの32日間の業務停止命令、同工場と第一種医薬品製造販売業(本社:徳島県)に対する業務改善命令を行ったと発表した。同社の行政処分は、不正製造による2021年10月の最大31日間の業務停止命令に続き2回目となる。川内工場は、前回処分による業務改善計画実施中の不正であることなどから、前回を上回る業務停止期間になったと見られる。県は今回、医療上の必要性とシェアの高さから14品目を業務停止命令から除外した。同社によると、これらがほぼ現在の製造品目であるため、供給に影響は出ないと見ている。
徳島県が業務停止命令から除外した品目は次の通りで、製造、品質管理、出荷は続けられる。
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