ウエルシアホールディングスの桐澤英明社長は2025年2月期決算説明会で、ツルハホールディングスとの経営統合について言及。当初の期限から2年前倒しとなった統合で生み出されるシナジーについて、3社(ウエルシア、ツルハ、イオン)合計で3年後には営業利益500億円規模の収益改善効果を見込んでいることを明らかにした。また、「ツルハHDとの経営統合を控えてはいるが、当社として今後大きく利益を伸ばしていけるよう必要な経営の効率化を着実に進めていく」と語った。
桐澤氏は、ツルハHDとの経営統合に関して、「昨年2月の発表から約1年が経過し、当初の期限より2年前倒しで統合を進める形となった」とし、「日本やASEAN地域を含むグローバル規模で未病・予防・治療・介護に取り組み、地域の人々のより豊かで健康な生活を実現すること、また各社の持つ経営資源を最大限に活用して日本最大のドラッグストア連合を創成し、アジアナンバーワンのグローバル企業への成長を目指すことにある」と改めて説明した。
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