
政府は2日に開いた医薬品開発協議会と感染症協議会で、今年度の医薬品開発協議会でAI創薬をはじめとした医薬品開発・製造の効率化(生産性向上)を重点的に議論する方針を示した。AIの活用例として、候補物質の設計・探索、最適化のほか、最適な治験デザイン提案、製造工程開発や品質管理等を挙げた。11月頃の取りまとめを目指す。
2020年の医薬品1品目当たりの開発コストは約4000億円で、03年から145%増加するなど、研究開発費や製造コストが上昇し続けている。そのため、今年度の協議会の検討課題として、政府はAI創薬をはじめとした医薬品開発・製造の効率化につなげる施策を重点的に議論する方針を示した。
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