中央社会保険医療協議会は25日に開いた保険医療材料専門部会で、次期保険医療材料制度改革に向けた議論を開始した。
厚生労働省は、制度の見直しに向けた主な課題として、▽イノベーションの適切な評価▽外国価格調整▽新たに導入した評価の影響についての検証▽医療機器等に係る費用構造等についての分析▽医療機器基本計画に基づく事項▽関係業界から提起された事項▽保険医療材料等専門組織から提起された事項--などを提示。
今後、保険医療材料専門部会において、関係業界や保険医療材料等専門組織からの意見聴取も行いつつ、検討項目を整理した上で、議論を深めることを提案した。
検討スケジュールとしては、8月に1回目の業界からの意見聴取を実施し、9~11月頃にかけて制度の見直しに関する検討を行う。11月に2回目の関係業界からの意見聴取を行った後、12月に保険医療材料制度改革の骨子(案)をとりまとめる予定。
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