政府は「創薬力向上のための官民協議会」の初会合を26日に開き、創薬エコシステム育成に向けた課題や改善策等を議論するワーキンググループを設け、三つの議題を議論することを決めた。薬価が関係する「投資とイノベーションの循環が持続する社会システムの構築」から議論し、今秋をメドに中央社会保険医療協議会に報告する。残り2議題も含め、来年5月頃に議論の整理を協議会に報告する予定。
日本製薬工業協会など製薬団体、大学教授など有識者、患者団体、内閣府や厚生労働省など関係省庁等で構成する協議会の初会合では、創薬エコシステムの育成に向けた課題や改善策等を具体的に議論するため、昨年5月に公表された「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議中間取りまとめ」で示された▽わが国の創薬力強化▽国民に最新の医薬品を迅速に届ける▽投資とイノベーションの循環が持続する社会システムの構築――の3議題について、協議会の下にワーキンググループを設けることを決めた。
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