塩野義製薬は3日、人工知能(AI)開発のFRONTEO(フロンテオ)と共同開発した脳健康を判定する会話型ウェブアプリケーション「トークラボKIBIT(キビット)」の提供を10月から開始すると発表した。保険会社の付帯サービスとして提供を始め、生活習慣改善や健康寿命の延伸に役立ててもらう。
スマートフォン等の画面に表示される同アプリの質問に口頭で答えると、600文字分の会話内容をもとにAIが文脈や語彙の多様性を解析し、記憶力や言語理解力、情報処理能力を評価した上で総合的に「あたまの健康度」をスコア化する。結果はA・B・Cの3段階で表示され、過去のスコアとの比較や、結果に応じて行動変容や生活習慣の改善を促すメッセージも表示される。
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