
東京都薬剤師会の高橋正夫会長は5日の定例会見で、あすか製薬の緊急避妊薬「ノルレボ」(一般名:レボノルゲストレル)のスイッチOTCの承認が了承されたことに言及。販売開始までの期間に実施しておく準備として、「どこの薬局でも受け入れられる体制を作りたい。フォローができるアドバンス研修も組み立てていきたい」と研修に力を入れていきたい考えを示した。
ノルレボをめぐっては、医薬品医療機器等法に基づき、薬剤師の対面販売が必要な「特定要指導医薬品」として製造販売承認することが了承された。必要な研修を修了した薬剤師による販売を義務づけ、年齢制限は設けない一方、承認条件として16歳未満や性犯罪被害が疑われる人への販売対策等を求められている。
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