自民党と日本維新の会は21日、社会保障制度改革に関する与党協議体会議を開き、OTC類似薬を含めた薬剤自己負担に関する制度設計についての議論を開始した。制度のイメージとして、厚生労働省が薬価削除、保険給付外、保険外併用療養の3パターンを示したが、維新の梅村聡衆議院議員は「三つのどれかを選択するというものではなく、合わせ技も選択肢」との考えを示した。
国民の社会保険料負担軽減に向け、政府はOTC類似薬を含む薬剤自己負担に関する制度設計を年度内に行い、来年度中に実施する方針を示しており、自民党と維新の連立政権合意書にも記載している。年内に制度設計に関する骨子を取りまとめるため、この日の会議から本格的に議論を開始した。
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