日本病院薬剤師会は、来年4月からHIV感染症専門薬剤師制度について日本エイズ学会との共同認定制度を開始する。両団体の委員で運営する共同運営委員会で基本方針等を検討し、来年3月に協定書を締結する計画。日病薬が運営する専門薬剤師制度で学会と共同運営化するのは初めて。エイズ学会の医学的知見と日病薬の薬学的専門性を融合させ、専門薬剤師制度の信頼性向上を目指すと共に、専門医療機関連携薬局の傷病区分としてHIVを追加予定にあることから、薬局に勤務する薬剤師も取り込む方針だ。
共同運営化はエイズ学会からの打診を受けて実現したもの。日病薬は2008年からHIV感染症専門薬剤師制度を運用し、試験や病院研修、認定審査の実務を担ってきた。既にHIV薬物療法認定薬剤師が102人、HIV感染症専門薬剤師が33人に上る。
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