矢野経済研究所は、国内の小売・EC物流市場を調査した結果をまとめた。それによると、2024年度の小売・EC物流市場規模は前年度比104.0%の9兆0600億円と見込んだ。運送費の上昇のほか、EC化率の伸長やセンター化の推進など、物流構造の変化を反映した。
市場概況を見ると、23年度の小売・EC物流市場規模については、小売物流を担う物流事業者(物流専業者、物流子会社)の販売高ベースで、前年度比106.0%の8兆7100億円(速報値)と推計。小売業界全体の市場規模は前年度比105.6%の163兆0340億円で、小売・EC物流市場の前年度比6.0%は業界全体の伸び率を上回った。
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