湯まわり設備メーカーのノーリツは2日、同社独自のオゾン水生成技術「AQUA OZONE(アクアオゾン)」を、自社製品にとどまらず、他社製品にも展開する“技術ブランド”として事業を拡大する。水と電気の力でオゾン水を生成する同技術を活用し、衛生・ニオイ対策といった観点から社会課題の解決に取り組むと共に、業界や用途の垣根を越えて、様々な現場への技術展開を進めていく。
「アクアオゾン」は、工学院大学の独自技術を実装したユニット構造によって、生成したオゾンをしっかりと水中に溶解する技術。オゾンガスの生成を抑え、オゾン水として広範囲に行き渡らせることで、除菌効果・脱水効果を実現する。既に同社の給湯器「GT-C72シリーズ」や、浴室暖房乾燥機「シャーン」などにも搭載されている。
この技術は、除菌・脱臭の効果から様々な業界や現場のニーズに対応できる。“技術ブランド”化の取り組みの第一弾として、大阪市の三友商事と連携し、介護現場におけるニオイ対策に対応する商品の販売を開始する。
介護現場では、排泄介助や嘔吐物処理など、強いニオイを伴う業務が日常的に発生する。こうした環境は職員の身体的・精神的負担となり、モチベーション低下や離職の要因になる場合もある。このような背景から、同技術を活用し、衛生・ニオイ対策を効果敵意行えるオゾン水散水機「SV-03」を商品化し、5月25日の発売を予定している。また、大阪府吹田市のアイレックスと連携し、ペッド分野における衛生管理のニーズに応える製品の展開を進めている。
「SV-03」の特長としては、「簡単操作で誰でも使用可能」なことが挙げられる。シンプルな操作でオゾン水を生成し、散水する。設置の取り付けも簡単な設計になっており、専門知識がなくとも扱いやすく、排泄介助や嘔吐部処理といった清拭シーンなど、衛生管理のツールとして利用できる。
また、「ポータブルでありながら十分に散水」できる。オゾンス生成装置は、設備として設置するタイプが一般的で、ポータブル型で実用的な水量を確保できる製品は多くない。同製品は、ポータブルでありながら十分な水量を確保し、清拭作業や施設内の衛生管理など幅広い用途で活用できる。
三友商事の南統括部長は「SN-03は、現場で実用的に活用できる衛生対策として、様々な施設環境の改善に貢献できると考えており、わが社としても、飲食業界などこれまで以上に幅広い分野への提案が可能になると期待している。ノーリツとタッグを組むことで、オゾン水の活用価値をより多くの方に伝え、国内だけでなく海外市場への展開も視野に入れながら、オゾン水のさらなる普及に取り組んでいきたい」とコメントしている。
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