
NEC Innovation Parkの外観
NECは7日、川崎市の玉川事業場内に、最先端技術と新規事業の開発、そして産学連携の共創パートナーやイノベーターなど、多様な人々との交流を促進するイノベーション創出拠点として「NEC Innovation Park」(NECイノベーションパーク)をオープンさせた。同拠点は「新結合を起こし、変革を生み、世界へ広げる」をコンセプトに、未来の社会価値創造に向けた共創の場として活用し、研究開発から事業化までのプロセスを加速させる。
同拠点は、高層階から中層階にかけて吹き抜け構造と内階段を設置することで、人々の流れを生み、思いがけない交流を誘発するなど、イノベーションを創出しやすい空間づくりを目指して設計されている。
高層階である11、12階は社内外との共創を意識したInnovation Hubのフロアとし、様々な大きさの会議室に加えて、マルチディスプレイと165型の大型ディスプレイを備え、社内外100人規模のイベントを開催できるスペースを設けている。技術交流会やセミナーなどに活用でき、また社外の方がサテライトオフィスとしても利用可能となっている。
中層階である5~10階は、DXの事業開発・推進、研究開発、新規事業開発を担う組織のオフィスエリアとなっている。
同社はこれまでも、AIの研究開発部門とBluStellar部門の組織を統合するなど、技術をスピーディにビジネスに生かす仕組みを作ってきている。今回、研究者とビジネスサイドのメンバーが物理的にも同じフロアに集結することで、活発な意見交換を促し、新たな視点やアイデアが生まれやすい環境を創出している。また、同拠点は建物全体を対象に、自社をゼロ番目の顧客とする「クライアントゼロ」を実践するリファレンスオフィスとしている。
低層階である3、4階は、高耐荷重、高天井、空調電気設備の増強などを施し、実証実験に最適なフロアとなっている。また、一部エリアはセキュリティレベルを高く設定し、クローズドな環境での産学連携を促進する。
さらに、エントランスホールとなる2階では、知の探索を促進するようなアートを展示するほか、新製品・サービスのプロトタイプの展示エリアを設け、イノベーション創出を推進していく。
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