
XRで学びの可能性を広げる体験型DX探究ラボ
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMS)とJTBは、XR(クロスリアリティ)技術を活用した高等学校向け教育DXプログラム「XRを活用した体験型DX探究ラボ」を共同で開発し、16日から全国の高等学校および自治体向けに提供を開始する。同プログラムは、文部科学省が推進する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の趣旨に沿い、企業が有する先端技術や実社会での活用事例を教育現場に取り入れることで、生徒がDXの本質を体験的に学ぶもの。XR技術を活用した体験型のコンテンツやワークショップを通じ、生徒の主体的な思考力や表現力を育み、社会とつながる学びを支援する。
同プログラムは、キヤノンMJが提供する先端技術XRや実務経験を活かした学習コンテンツと、JTBが培ってきた教育プログラムの企画・運営ノウハウを融合することで、学校現場が抱える課題を解決しつつ、質の高い探究学習を提供することが目的。さらに、社会課題であるデジタル人材の創出にもつなげていく。
「XRを活用した体験型DX探究ラボ」は、MR(複合現実)やVR(仮想現実)などのXR技術を活用した体験型のコンテンツやワークショップを通じ、デジタル技術が社会やビジネスの現場でどのように活用されているかを学ぶ学習プログラム。XRビジネスの実務事例や現場で培われた経験を教材として活用することで、より実践的な学びを提供していく。さらに、大学や企業への訪問、探究活動を通じ、生徒が自身の将来について考える機会を創出する。DXの本質を理解し、主体的な思考力や表現力、発信力を育むことを目指している。
この取り組みでキヤノンMJは、MR技術「MREAL」を活用した体験型教育プログラムおよび学習教材を提供すると共に、プログラムの運営・実施を担当する。
JTBは、教育プログラム運営ノウハウ、全国での教育マーケットや自治体における販売網を活かした、プログラム販売、プログラム運営・実施サポートを担当する。
今後の展開としては、全国の高校および自治体を対象に、同プログラムの提供を進めていく。DXハイスクール採択校や、課題解決思考を備えたデジタル人材の育成を推進する自治体・学校を中心に展開し、実践的な学びを通じて次世代のデジタル人材育成に取り組んでいく。
文科省は2024年度から、全国1000校以上の高校を「DXハイスクール」に指定し、高校教育段階から探究的・実践的なデジタル教育の強化を進めている。教育現場では、専門的な知見を持つ外部人材の活用や、大学・企業と連携した実践的な学びを実現できる教育プログラムが求められている。
これらの背景を踏まえ両社は、企業の技術や知見と教育プログラム運営ノウハウを融合させることで、学校現場の負担を抑えつつ質の高い探究学習を実現する教育DXプログラムとして同プログラムを共同開発した。
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