◆OTC医薬品の活用に向けた議論が加速しているが、先日も厚生労働省の部会で抗炎症薬トラネキサム酸の一般用医薬品の用量を、医療用医薬品と同等まで引き上げる方針が議論された
◆医薬品医療機器総合機構(PMDA)は安全性評価の結果、医療用と大きな違いがないと判断し、一般用の1日最大量750mgを2000mgと医療用と同等まで引き上げて差し支えないと結論づけた
◆しかし、一部委員から「引き上げ量が大幅に増えることを踏まえれば要指導医薬品から始めるのが妥当」との発言があり再審議となった。PMDAは、腎機能が低下している場合も使用前に医師に相談することを添付文書で注意喚起することで安全な使用が可能と判断したが、なお慎重な意見が出た格好である
◆かぜによる喉の痛みなど軽い症状がある時に、医療用と同量のトラネキサム酸を薬局で買えるメリットは、セルフメディケーションの観点からも大きいはず。要指導医薬品というステップを踏むのかどうか次回以降の結論に注目したい。
「トラネキサム酸」OTC増量が再審議
2026年05月29日 (金)
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