【西川/日本睡眠化学研】PHT繊維使用ハイブリッド疲労回復パジャマ、着用によって睡眠の質の向上を実証

2026年06月04日 (木)

 西川はこのほど、日本睡眠科学研究所とともに、同社のPHT繊維使用ハイブリッド疲労回復パジャマの効果検証を実施した。その結果、同ウェアを着用することで、睡眠の質の向上が確認された。また、PHT繊維がもたらすリラックス効果(自律神経の影響)やストレス低減効果、および同ウェアの独自構造による温熱効果も実証された。

 「PHT」は、ナノプラチナなどの鉱物(DPV576)を繊維1本1本に練り込んだ特殊繊維素材。今回の効果検証では、同社のPHT繊維使用ハイブリッド疲労回復パジャマが睡眠に及ぼす影響について、3軸加速度センサー内蔵活動量計による睡眠状態の測定と、主観評価によって検査した。

 その結果、綿100%素材のウェア着用に比べて、PHT繊維使用ハイブリッド疲労回復パジャマを着用することで、入眠時間が平均14分短縮、中途覚醒の合計時間が平均15分減少、中途覚醒の回数も有意に減少し、睡眠効率が有意に向上することが示された。主観アンケートの回答では、「疲れが残りにくくなった」「寝つきがよかった」「頭がスッキリしている」の項目が有意に良好だった。

 また、特殊繊維素材「PHT」の機能として、副交感神経活動が有意に高まったリラックス効果や、唾液中ストレス物質が短時間で速やかに減少したストレス軽減効果が実証された。

 さらに、同社のPHT繊維使用ハイブリッド疲労回復パジャマは、睡眠の知見を生かし、手首と足首を長めに設計した独自構造「スリープフラップ」を採用している。この独自構造による温熱効果が確認され、就寝前に手首や足首を温めることで、眠りにつきやすくなることが示唆された。

 大学サッカー部男子選手を対象として、午前・午後のトレーニング(各1.5h)の合間の休憩時(3時間)にPHT繊維使用ウェア(6人)または比較ウェア(同様の市販品)(6名)を着用させ、心拍変動解析(pNN50、 RMSSD、 CVI)により副交感神経活動を評価した結果、比較ウェア着用に比べて、PHT繊維使用ウェアを着用することで、着用後の副交感神経活動が有意に高まり、リラックス効果があることが示された。

 健康な成人男女15人を対象に、安静座位30分後に唾液を採取し暗算課題を5分間実施しストレスを負荷。その後の唾液を採取したのち、試験品の上に仰臥位で20分間安静にした。試験品は、PHT繊維使用ベッドパッドおよび比較ベッドパッドとし、ランダム化クロスオーバー試験を実施。唾液中のストレス指標であるクロモグラニンA(CgA)を測定した。その結果、比較寝具使用に比べて、PHT繊維使用寝具を使用することで、唾液中ストレス物質が短時間で速やかに減少し、ストレスが軽減されたことが示された。

 同社のPHT繊維使用ハイブリッド疲労回復パジャマの特徴である「スリープフラップ」(手首足首二重構造)は、日本睡眠科学研究所の研究からできた構造体。スリープフラップは内側に格納することもでき、リラックス時も快適に過ごせる。

 今回の検証では、「スリープフラップ」なしウェア着用に比べて、「スリープフラップ」ありウェア着用することで、手のひらおよび手首の温度が低下しにくいことが示された。就寝前に手首や手のひらの冷えを防ぐことで、体の末端までの血流が良くなり眠りにつきやすくなることが示唆された。


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