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薬学部の生存競争

2026年07月29日 (水)

◆大学薬学部の定員削減申請が相次いでいる。2027年度から鈴鹿医療科学大学が前年度から10人減、広島国際大が50人減、九州医療科学大が40人減、新潟薬科大が40人、長崎国際大が20人の定員削減を予定する
◆注目されるのは、定員充足率100%を超える昭和医科大も定員を60人減の140人に変更することである。18歳人口の減少という社会環境の変化に加えて、過剰な薬剤師数や教育の質に対する国からのプレッシャーも影響しているだろう
◆実際、財務省は既に「定員は過剰」として薬学部定員の大幅な削減を要求しているほか、文部科学省も30年度から質保証の基準を満たさない学部を要改善とし、満たした学部は4段階で評価する新たな大学の評価制度を始める。これらの動きは偶然ではない
◆薬学部の経営を安定させながら教育の質を確保するのは難しい舵取りになる。しかし、学生に魅力ある大学づくりができなければ苦境に立たされるのは間違いない。その生き残り競争の号砲が鳴らされたと言えるのではないか。



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